家の顔とも称される門扉は、住まいの第一印象を決定づける非常に重要なエクステリアです。古くなったり、デザインが現代の家の雰囲気に合わなくなったりした門扉をリフォームするだけで、家全体のイメージは驚くほど一新されます。しかし、いざリフォームを考え始めても、門扉には様々な種類があり、どれを選べば良いのか迷ってしまう方も多いでしょう。後悔のない選択をするためには、まず基本的な種類とその特徴を理解しておくことが大切です。門扉は、その開き方によって大きくいくつかのタイプに分類されます。最も一般的なのが、扉が内側または外側に開く「開き戸」タイプです。一枚の扉で開閉する「片開き」と、二枚の扉が中央から左右に開く「両開き」があります。デザインが豊富で、格式のある印象を与えやすいのが特徴ですが、扉が開閉するためのスペース(開きしろ)を門の内外に確保する必要があります。次に、扉を横にスライドさせて開閉するのが「引き戸」タイプです。開き戸のように前後のスペースを必要としないため、門前の道路が狭い場合や、駐車スペースとの兼ね合いで開きしろが取れない場合に非常に有効です。特に、高齢者や車椅子を利用する方がいるご家庭では、開閉がスムーズでバリアフリーの観点からも優れています。また、複数のパネルが折りたたまれるように開閉するのが「アコーディオン門扉」または「伸縮門扉」です。広い間口に対応できるため、駐車スペースの入口などによく用いられます。素材も重要な選択肢の一つです。現在主流となっているのは、軽くて錆びにくく、デザインのバリエーションも豊富な「アルミ形材」です。重厚感や高級感を求めるなら、洋風のデザインが美しい「アルミ鋳物」も人気があります。その他、木の温もりを感じさせる「木製」や、強度に優れた「スチール製」など、それぞれにメリットとデメリットが存在します。門扉選びは、単にデザインの好みだけで決めるのではなく、敷地の条件、家族のライフスタイル、そして家全体のデザインとの調和を総合的に考慮することが成功の鍵となります。専門家のアドバイスも参考にしながら、我が家に最適な門扉を見つけましょう。
門扉リフォームの種類と選び方の基本